Q. | Vol. 1のStage2「単語で練習」で、「run」と言っても「around」が反応します。「all」と言っても「allways」が反応します。他の単語でもあります。これは故障でしょうか? | |
A. |
発音した単語が、全く別の単語で判定されて、驚かれたと思います。しかし、これは正常に動作しているために起こる現象で、故障ではありません。 「run」と言っているのに「around」と判定されたり 「all」と言っているのに「allways」と判定されてしまうのは "英語としての、正しい「音」が出ていません"という警告です。(英語の発音と、カタカナ発音は「音」として全く異なるものです) 多くの日本人の場合、最初はこのような結果になってしまいます。 それは、カタカナ英語発音が体にしみ込んでいる所為(せい)でもあります。 英語としての「音」の出し方が全く違っていると、このような現象が起こります。 このソフトの音声認識エンジンは、ノンネイティブやアメリカ移民の人たちの英語学習ために、 スタンフォード大学で研究・開発されたものです。 学習者の発声した「音」と、ネイティブの発声した英語の「音」を比較して、その欠点を教えます。 Stage2「単語で練習」では、発音した単語の「音」をネイティブの正しい「音」と比較して、 その違いをグラフにして見せてくれます。 ★英語発音の「音」を意識して、正しい発音を真似て、練習をしてください。 ※「run」は、舌先が歯に当たらないように言ってみてください。舌先が歯に当たっているカタカナの【ラン】では、「run」を受け付けてくれません。 ※「all」も「オール」ではなく、むしろ「オー(ゥ)」の方が通じやすいと思います。 正しい発音を身につけるコツは、ネイティブの発音をよく聞いて、真似てしゃべることです。 特に口の開き方や、舌やのどの使い方、吐く息の強弱などがポイントです。 破裂音は多少オーバーに練習してみてください。 また、以下の点にもご注意ください。 ★雑音に注意してください。 (音声認識は、周りの雑音や声にも反応します) ※学習者の声に雑音が混ざると、正しく反応されません。 ※テレビや空調機などの周辺の雑音に気をつけてください。 ※また、2回しゃべったり、日本語や余分な音を聞かせないようにしてください。 ※目的の単語のみ、聞かせるようにしゃべってみて下さい。 もし、何度やってもダメな場合は、下図のように対象の単語のみ残して、やってみてください。 (ここでは例として「drive」を取りあげています) 各単語の行の一番右隅にある、細長い「■」の部分をクリックすると、 その単語をデータベースから外すことができ、目的の単語を徹底学習できます。 目的の単語だけを残して発音し、ネイティブの発音と比較してみてください。 どの音が違っているかが明瞭に分りますので、そこを重点的に練習してみてください。 |
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